昨日の毎日新聞の余禄(コラム)に「事実は小説よりも奇なり」が英詩人バイロンの詩が出展とされることわざであり、米作家のマーク・トウェインが「小説は事実可能性にこだわらざるをえないが、事実はそうではないからだ」と皮肉屋らしい言葉を付け足していると紹介されていました。

WBCの準決勝、決勝戦はまさに小学生のころに読んだマンガのような展開で、小説のシナリオとしては出来過ぎていて決して描かないような試合展開であったと思いました。

超一流のプロ同士が、負けたら終わりの真剣勝負の中で、全力を尽くした結果が、あのような展開を生んだのでしょう。それだけ実力に差はなく、どう転んでもおかしくなかったということだと思いました。

このような試合を観られたことに、選手、監督、コーチはもちろん、すべての関係者に感謝したいと思います。

今回のWBCの結果で、3年後のWBCでは米国がさらなるメンバー強化を実施してくるように思います。どのチームも最強メンバーをそろえたWBCを観てみたいものです。今回の大会でその可能性が高まったのではないでしょうか。今から3年後が楽しみです。