最近、公共施設のトイレを利用する度に感じることですが、用を足した後に手を洗わない人を多く見かけるようになりました。コロナ禍の前にも感じていたことですが、コロナが流行している間は、手を洗わない人は激減していたように思います。

私の小学校時代の恩師たちは、手洗いについて厳しく励行を指導していました。あの時代の教育は、公衆衛生に力を入れていたのではないかと推測します。まじめな子供は習慣化して、今も励行しているのではないでしょうか。

トイレの後に手を洗わない人の年齢層は、幅が広いように感じます。習慣化されていない人たちが、広範囲にいるということでしょうか? それとも幅広い世代で身勝手な人が、増えてしまったのでしょうか?

トイレの後の手洗いは、他の人に菌やウィルス等を広げないための利他的行為。帰宅時や食事前の手洗いは、菌やウィルス等から自身や家族を守るための行為。

そういえば、電車の中もマスクをしていない人が増えました。マスクをしていない人が咳をしていることもあり、驚きます。マスクをすることは利他的行為でもあることを、周知したいものです。

周りの人に配慮する気遣いの国であって欲しいものです。エスカレーターの一列を開けるような不合理な配慮は即刻止めにして。