先日、早朝にCSで「2001年宇宙の旅」を放映していました。全く観るつもりはなかったのですが、冒頭のヒトザルのシーンを観て、いつの間にか引き込まれてしまい最後まで観てしまいました。

40数年前に映画館の大スクリーンで観たことがありますが、今回観た感想は「こんな映画だったのだ」というものでした。おそらく当時は主題や監督の意図を全く理解出来なかったのだと思います。

この映画が製作されたのは1968年です。今ではこの映画の世界の大半が現実のものとなっています。特にAIに関しては、今現実にある問題を先取りしていて驚きでした。

また為政者に近い人たちが、不都合な真実を隠ぺいする姿に普遍性を感じました。

いい映画には時代の先取りと普遍性があり、時代を超えて繰り返し観られることが企図されているのかもしれませんね。 

文学の名作と同様に自分の成長に伴い、新たな発見があるものだと思いました。