オリンピックが終わりました。寝不足から解放されそうです。

オリンピックが開催されている間は、プロ野球等の他のプロスポーツへの興味が低下しました。アメリカが8月開催に拘るのが判る気がしました。

それでも、もし私がオリンピックの主催者であれば、開催国の気候がスポーツに最適な時期にしたいと思います。選手と観客と運営スタッフのために。

今大会も旗手を努めた選手が競技で苦戦しました。これは私にはある程度必然なことのようにも感じられます。

旗手には日本選手団の顔として、ここ1,2年の間、世界トップクラスの戦績を収めている選手を選考するのでしょう。金メダルの最有力候補です。

そういう選手は世界のライバルに徹底的にマークされ、あらゆる面で分析されています。分析され尽くした技は更なる進化が無い限り、破られてしまいます。

近年は映像分析やデータ分析の進化が著しく、完全に丸裸にされてしまい、徹底的に対策が講じられます。スポーツも最早情報戦です。

そんな中で勝つためには、まだ見せていない技や戦術が必要です。引き出しの多さが求められます。

また、今回のオリンピックを観ていて、世界のトップ選手やトップチームの実力は紙一重だなぁと思いました。

勝敗を分けるポイントは万全の準備、当日の体調、コンディショニング、一瞬の隙、奇襲への対応力、粘り強さ、戦術の修正力、勝利への執念、冷静な判断等々のちょっとした要因なのでしょう。

様々な駆け引きがあり、観る側も一瞬も目が離せません。どうしてもライブ放送の緊張感で観たくなり、寝不足になります。

もちろん絶対王者と呼ばれるような選手にもプレッシャーや重圧は無縁ではないと思います。ただ、そのようなプレッシャーや重圧を何度も跳ねのけてきたからこその絶対王者なのです。