10月1日のお昼前に東京駅を利用しました。駅の周辺と駅の中で黒いスーツ姿の集団と何組もすれ違いました。当日の東京は時々小雨も降っていましたが、蒸し暑く、私は半袖のポロシャツでした。黒いスーツ姿の集団に違和感を覚えました。

「そうか今日は10月1日か。内定式だな。今も変わらずに10月1日にやっているのだな。」と思いました。

10月2日の東京の最高気温は31.9℃でした。まさか、10月に30℃を超えるような暑さになる時代が来るとは。調べて見たら、2018年の記事によると10月の東京で真夏日になったのは過去140年間で15日。10年に一度くらいの珍しいことのようですが、近年は増加傾向です。因みに今年は既に2日ありました。6年振りとのことです。

今後も10月1日に内定式を行うのであれば、クールビズで実施するなど、民間企業らしく臨機応変な対応が必要かもしれませんね。スーツ姿に拘るのであれば、実施時期を3週間程度後ろにずらした方がいいかもしれません。

内定式の意義は入社するかどうかの最終の意思確認と他社の内定式等へ行かせないための拘束目的もあるため、ほとんどの大手企業等が同日にすることに意味があるのでしょう。そうだとすると内定式の日程変更は簡単には出来ないのでしょうね。

ただ、近い将来に採用方法ももっと多様化して、内定式も企業ごとにバラバラの日程で実施される日が来ることでしょう。ひょっとしたら、内定式自体を実施しない企業が主流になっているかもしれませんね。