岩波ジュニア新書は1979年創刊、ちくまプリマ―新書は2005年創刊です。テーマはいろんな分野に及び、普遍的なテーマからタイムリーなテーマまで十代の若者が興味を持ちそうなものが広くカバーされています。

一般の高校生にも十分に理解できるように基礎的な入門レベルでありながら、全体の概要を把握できるように工夫されているように思います。

私も聞いたことはあるのに、内容をよく理解していない分野について、手っ取り早く知りたいときに重宝しています。学術的なものは、その分野の専門家が執筆しているので信頼性があります。

私の高校生の頃にこのような新書があれば、もう少しもの知りで、もっと会話が面白い大人になっていたかもしれません。

いくつになっても世の中には知りたいことが沢山あります。学ぶことはいくつからでも遅くないので、もう少し分かる分野を増やしたいと思います。

ただ、記憶力が加速度的に劣化していますので、忘れたころの読み返しが重要ですね。同じ本を何度も読むことになりそうです。